研究室紹介
 日本医療大学保健医療学部臨床検査学科(学士課程)、大学院保健医療学研究科保健医療学専攻(修士課程/研究組織)は、現場の即戦力となる臨床検査技師の養成と臨床検査に関わる領域の研究を行っています。
 このうち、当研究室は、とくに超音波検査と神経生理学的検査を2本の柱とし、これらに精通した専門的技師と研究者の育成をめざして活動しています。

 循環器検査分野では、日本心エコー図学会認定専門技師の中鉢雅大講師が心エコーに関する研究を、岡田一範准教授が血管の機能評価に関する研究を主に実施しています。

 神経生理検査分野では、脳波検査をはじめとする神経生理検査の実務経験を有し、糖尿病療養指導士としても活躍経験のある林泰弘講師を中心とし、特定活動前後の脳波の変化や、耐糖能異常例における神経生理学的検査項目の変化について研究を実施しています。

 呼吸機能検査分野では、呼吸機能検査の実務経験を有する岡田が、札幌臨床検査技師会として市民向け検査体験イベントで実施したスパイロメーターの結果を解析するとともに、呼吸筋トレーニングに関する共同研究を作業療法学科の先生方とともに推進しています。